<内容>
「早春図」…11世紀、宋時代で山水画の傑作
武夷山の一部(1000平方km)が複合遺産に登録されている。
武夷山が形作られたのはおよそ6000年前

840段の階段で頂上を目指す!
山と山の間の川を九曲渓(きゅうきょくけい)という。

年間武夷山を訪れる人数は350万人で、中国人なら一生に一度見ておきたいほど有名
九曲渓のいかだ下り



船底に水あり(沈まないらしい)
移動中に水がかかれば運がいいらしい
蛙の横顔岩と亀の顔岩
(これは、亀の顔っぽい)中には、水の流れで縦の模様線が入った岩壁もある。
岩の間の大きな穴が実は墓で「古越人の墓」と呼ばれている。

古越人は、もともと古代海洋民族だった。
古越人は、死後魂が海に戻るようにと川の見渡せる断崖に船のひつぎで葬られたと考えられている。
前3世紀
びん越という民族が武夷山に巨大な城を築いた。
遺跡脇には、そのびん越人が使ったとされる井戸が残されている。

今でも、井戸から水が湧き出る。
12世紀の武夷山は南宋の支配下
武夷山近くの村は、約2600人で多くの家が農業
名字は、「趙(チョウ)・林(リン)・李(リー)」の3つだけ
宋は、12世紀北方の金民族によって南に移動

南宋の時代に築かれた、巨大なのぼりガマ


一度で最高8万個の茶碗を焼けた。
かまの長さは113m
かまの脇には、当時の茶碗の失敗作もある。
南宋の時代に焼かれた「天目茶碗」

漢民族の技術と武夷山の良質な土と水が結合して、高価な陶磁器が大量に生み出された。
南宋の時代に陶磁器やお茶を輸出し、塩や布を輸入した。
その交易で武夷山は栄え、文化も広がった。
地元では、武夷山こそが鳥龍茶の発祥地だと…
武夷山の高級鳥龍茶は、香りと味がよく高価なことでも知られる。
なかでも最高級なのは標高400m以上での「武夷岩茶」
4本の木から取れる茶葉が1g=約15万円もすると言う。
歴屯村
この日、家族総出で新茶を摘みに、

出発前にバクチクでびっくりする
鎌倉さん
バクチクは儀式で、邪気を祓う効果
到着後、威山(かんざん)という儀式を行う。(新茶のときのみ)
鶏・魚・昨年取れた茶葉を供え、神に祈る。
岩から出る水のおかげでお茶の香りや味が良くなるようです。
岩茶は岩のすぐ下で作らないといけない
岩茶つくりのかなめ→「天の時(日光)・地の恵み・人の技」が必要
PM11:00
香りを出すために茶葉をざるで混ぜ合わせる
三紅七緑…葉が3割紅くなった所で発酵をやめる。

AM1:00
台所にてチャーハン作り
新茶作りの日は、家族総出なので深夜にしか食べられない(多忙で)
殺青(さっせい)…茶葉に熱を加え、一気に発酵を止める。
伊さん「武夷山の岩茶を飲めるのは…本当に幸せなこと」
「私たちが武夷山という土地で暮らして、お茶を作ることができるのは、天から授かった恵なんです。」


<次回>
「この地のエデン・海洋王国の夢と幻 ポルトガル・シントラ」

<感想>
本日は、
誠鉄道にご乗車ありがとうございます!
先々週(6/30)は、見逃したので、なんとか先週(7/7)の分をまとめました。
お茶一つ作るのにこれだけ苦労するとは知らなかったです。
箇条書きすぎて、内容がイマイチですがあとは想像におまかせします。
さすが中国4000年の歴史だけあったと思います。
武夷山は、川が通る変わった山でした。
今回は
鎌倉さんだったんですが、髪型がなんかいつもと違ってテンションダウンでした。
でも、レポーターはいつも通りで楽しめました。
最後に、来年はいよいよ北京オリンピックであります。
もちろんさまざまな種目をTVで応援する予定です。
では来週!
遺産HP
http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cardr087.html
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